9月18日日曜日午前8時より定例坐禅会を開催しました。大型で強い台風14号が接近する雨曇りの中、本堂の気温は27度、湿度は75パーセント。まだ蒸し蒸しとして残暑が厳しい朝となりましたが、13名の方が来山され、熱心に坐禅に取り組まれました。今回も8時35分止静、5分間の小休止をはさみ9時30分まで、50分間の坐禅を行じていただきました。坐禅前のお話しは、「警策(きょうさく/けいさく)」の伝統と革新について。警策とはご存知の通り、坐禅修行する者を叩いて眠気や惰気を打ち払い激励する棒状の法具のことです。改めてその歴史の一部をひも解き、現代の坐禅における新たな試みの一例も紹介しました。お話しと作法説明の後、坐禅時には5名の方が実際に警策を受けられました。終わって茶話会では、冷たい麦茶と一緒に参加者数名が持参された色とりどりのお土産菓子を頂戴しました。〈副住 文央〉 ▷次回の開催予定は、10月16日(日)8時~です。